2017年07月25日

セットの冷や中 ―宴天下(矢板) 3―

***宴天下の履歴 *******************
1回目
2回目
3回目(この記事)
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メニューや店舗情報は1回目の記事をご覧下さい

梅雨は明けてしまったけれど冷やし中華ネタをもう1本。
ちょっと日付は遡って先月の末のこと。昼飯時を矢板で迎え、いくつかの候補の中から迷った末に選んだ店はいわゆる台湾系の中華料理店である宴天下。
一口に台湾系と言っても系列(屋号)がたくさんあって、また同系列であっても素材の使い方や調理テクニックが店ごとにだいぶ異なるのではないかと思っている。
その点において矢板の宴天下は、小籠包(1回目の記事参照)や肉団子(2目の記事参照)はアレだったが、料理には調理人の誠実さが現れているというか、これだけ安いのに手を抜かずに頑張っているなぁと感心させられるのだ。
これは想像に過ぎないが、この状況から察するに小籠包や肉団子などはフランチャイザーから供給されているのではないかと思う。それら以外、店で調理している品はきちんとしていて旨い。要は当たり外れがあって、その辺の見極めが難しい店でもある。

ともあれ、台湾系でランチとくればセットだろう。何しろ安くてボリュームがあり、2種類の料理を楽しむことができる。食いしん坊にはもってこいだ。
セットの内容は系列あるいは店ごとによってある程度異なるものの、おおむね麺類とご飯ものそれぞれ数種類の中から自由に組み合わせることができるパターンが多い。そしてここ矢板の宴天下では麺類の選択肢に冷やし中華が入っているのだ。セットものの麺類に冷し中華が含まれているのはあまりお目にかかれないのではないだろうか。ちなみに最近氏家にも宴天下ができたがまだ入たことがない。こっちはどうなのだろうとちょっと興味が涌く。

そのセットメニューはこんな感じ(表示価格は税別)。税込みで734円(昼価格)。
170626-01.jpg

ちなみに冷やし中華単品は税込みで842円(右の絵、黒い器の方)。
170626-02.jpg
安さが売りの台湾系であることを考えるとこちらはやや割高かな、と思う。それがセットになるともう1品付いて、それぞれハーフとはいえこの価格である。

この日の組み合わせは冷やし中華と回鍋丼にした。
170626-03.jpg

麺の量とご飯の量はきっちりハーフ。
回鍋丼はご飯の量に対して回鍋肉がかなり多く味付けもやや濃い目ということもあり、これだけあれば1人前のご飯が楽に食べられそうだ。半ライス、いや1人前のライスを追加してもおかずに困ることなく食べられるだろう。ザーサイもあるし。

もう一方の冷やし中華は単品の写真と比べると具材もきっちり半分になっている様に見える。とはいえその内容は、茹で鶏2切れ、トマトの薄切り(たぶん2切れ)、ハム、薄焼き卵(錦糸と呼ぶにはちょっと幅が広すぎる、かな)、キュウリ。そしててっぺんに載っているのは茹でた海老だ。たとえこれだけで1人前の具だとしてもこの種類と量なら文句は言えないだろう。ハーフでなら十分すぎる。

このように具材が充実しているので、これなら単品が842円でもさほど高いとは思えない。台湾系でなく一般的な店なら1000円オーバーでも驚かない内容だ。

タレは酢醤油ベースにすりごまが加わっているので風味豊か。麺のゆで具合、締め具合も固すぎずぬるすぎずちょうど良かった。そういえば練り辛子が付いていなかったな。これだけはちょっと残念。
そして個人的には茹で鶏があるのがとてもうれしい。冷し中華の肉系具材ではダントツに茹で(蒸し)鶏が好きなのである。これがあるだけで個人的にはワンランクアップ。

これは常々思っていることなのだが、ハーフサイズの料理は材料費は半分としても調理の手間はフルサイズと変わらない。店側としては損なメニューだ。それが2品でこの価格。ぶっちゃけ回鍋肉のキャベツは一番外側の硬い葉も使われていていたが冒頭にも書いたとおり調理はきちんとされている。

冷し中華は食べたいが、それだけではちょっと物足りないという方にはとてもお勧めなセットである。

posted by すぱ九郎 at 13:00| Comment(0) | 外食
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