2017年06月14日

とんかつ松島(矢板)

一昨日は矢板。昼飯時をどこで食べようかと例に漏れずうろついていたら駅西口に出た。そして目に入ったのがここ。
ここは10年以上前から気になってはいたのだが駐車場が、有るかどうかも含めて分らず今まで入ったことが無かったのだ。店頭には車2台分くらいのスペースはあるので駐めることは可能なのだが、建物の構造上にしても店の雰囲気からしてもここに駐めるのはなんとなく憚られ今まではスルーしていたのであった。
この店を見るまではトンカツの「ト」の字も頭になかったのだがその瞬間からどうしてもトンカツが食べたくなってしまった。トンカツは好きだが普段はできるだけ避けてきたこともあってこんな気になるのは久し振りのこと。こりゃトンカツにするしか無いだろ。

で、冒頭の駐車場の件である。この際トンカツ欲を優先して他の店にすることも考えたがどうせなら切っ掛けを与えてくれたここにしたい。駐車場のことは店に入って聞けば良い。とりあえず店頭に駐めよう、と結論は出たのだがそのときには既に店の前は通り過ぎていたのでぐるりとひと回りしてまた店の前に戻り店頭に車を突っ込んだ。

ところが車から降りようと横を見たらこんなボードが出ていた。これなら聞きに行くまでも無い。
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「やっぱり駐車場はあるのか。もうちょっと目立つところに出して欲しいよな。」と心の中で呟きつつ43と45〜48という枠番号を覚える。44は欠番か?それにしては40番台は使っているし、などと考えつつ車を出そうとしたのだが、「そもそもこんなところに駐車場あったっけか?」という疑念が過ぎりセレクターをリバースからパーキングに戻した。

店の向かいは別の店舗がきっちり並んでいて駐車場なんて無い。もしかしたら「丸通」と聞けば矢板の住人なら「ああ、あそこね」と誰でも分るのかもしれないがあいにくオレにはさっぱり分らない。
この時点で思いつく駐車場は2カ所。真向かいの店の裏側には駅のロータリー脇から入っていく駐車場が有って、店の正面という条件を考えるとこちらだろう。もう一つ駅とは逆方向にもあるがこちらは図と比べるとだいぶ離れている。どっちだろうと悩んだがとりあえず位置的に近い前者から先に当たることにした。
が、どうやらハズレ。枠番は40までとうてい届かない。ならばと後者に向かう。

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図の赤い矢印を信じればこっちの方が可能性が高そうなのに後回しにしたのはこっちは時間貸し専用の駐車場だと思っていたことも理由なのだが、ゲートがないので思いきって入ってみたら契約者向けと一時利用者向けとに分かれているのが解ったので向かって右側の契約者エリアを探す。が、なんとこっちにも40番台どころか30番台すら無い…よもや一時利用者向けってことはないだろう。

もう今さら店に聞きに行くのも面倒だしあきらめて別の店に行こうとしたそのとき、駐車枠内に「松島」と店の屋号が書かれているのが目に入った。だが枠番は14。もしかしてここかと思いその周辺の枠を見てみると同じく「松島」と書かれた枠が並んでいる。そして8番枠には43を消した跡がまだ残っていた。何かの理由で枠番号を変えたのだろう。「全くもう、看板直しておけよ」と心の中で毒づきつつもこれでやっと確信を持って駐車することができた。

と、これまで延々と書いてきたように、ここの駐車場はとてもとてもとーっても分りにくい。その最大の原因はあの案内図。なのでオレが代わりに作ってやったぜ。店の案内図の上から貼り付けたい気分だ。
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この駐車場は入り口から見て左側が一時利用で黄色枠、右側が契約者で白枠になっている。ちなみに9番は欠番なので(でもなぜか4は使っている)6台分だ。

さて、やっと店の前。ここは1階と2階が店のようなのだが1階の入り口に暖簾が出ているのでそちらから入ろうと思ったら階段脇にある「御二階へどうぞ」という札が目に入ったので2階へ。これは後で聞いて分ったのだが1階は座敷が中心で今は大人数や予約の場合だけ使うのだそうだ。こうしてなんだかんだ10分くらい掛かってようやく店に入ることができたのであった。

2階はテーブルが10卓ほど並んでいて小上がりもある。厨房前はカウンターになっているが少なくとも今は客用としては使っていないようである。
カウンターに近い席に先客が1名おり食事をしながら店主や女将さんと話している。
オレは一番奥の部屋の窪みにあるテーブル席に着くことにした。

お冷やを持ってきてくれた女将さんにメニューを聞くとテレビの上にあるだけとのことなので見に行く。
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さすがにトンカツ屋だけ有って揚げ物メニューばかり。カツ丼もロース、ヒレ、ソースと3通り有る。煮カツもあるな。揚げ物でないのは山菜ピラフと生姜焼き定食だけだ。生姜焼きがあるのを見てこっちにしてしまおうかと少々弱気になってしまったが、そもそもトンカツが食べたくてここに入ったのだと思い直しロースカツ定食を注文した。トンカツならオレは圧倒的にロース派だ。

先客はどうやら常連のよう。年はオレより一回り以上上だと思うが仕事で方々お出かけになるようであちこちの美味いものの話をしているようだった。今市周辺が話題らしく「あそこの冷やし中華は最高においしいけれど最近は出していない。」とか「あそこの蕎麦は…」などという話が断片的に聞こえてくる。非常に興味のあるネタなのでオレも必死に聞き耳を立てたが、美味しいという冷やし中華の店がどこなのかは結局分らず仕舞いだった。

そんなこんなで時間は過ぎ、注文から15分ほどで揃った注文の品。左端の皿に入っているのはソースでその上はドレッシングだ。
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千キャベツもたっぷりある。その下にはレタスが敷かれてあった。
トンカツはほどよい厚みで衣が薄い。芯がほんのりピンクがかっているものスバらしい。きちんとトンカツ食べるのは何ヶ月ぶりだろうか。今年はこれが初めて、かな。

オレはトンカツにソースをだばだばっと掛けて、何も掛けない千キャベツと一緒に食べるのが好きなのだがここはソースが皿に盛られて出てきた。トンカツのサクサク感を最後まで楽しめるようにという配慮なのは解るがここでオレの流儀を崩したくもないので、ちょっと足りないかなと思いつつもその皿を持ち上げソースをトンカツの上に満遍なく垂らす。すかさず一切れつまみ上げ千キャベツと一緒にガブリ。う〜ん旨い。やっぱりトンカツはうまい。トンカツ屋のトンカツは特に美味い。
時々小鉢にも箸を延ばしながら食べる。トンカツ定食で野菜系の小鉢が充実しているのはうれしい。ちなみにこの日は小松菜とブナシメジのお浸し、冷や奴、伽羅蕗。味噌汁はワカメと豆腐だ。

トンカツを食べ進むにつれやはりソースが少々足りなくなってきた。トンカツだけなら十分なのだが千キャベツにまでは行き渡らない。なので途中からドレッシングを垂らしながら食べることになった。そのドレッシングは胡麻系で酸味が弱いので、トンカツにこれを掛けても美味しく食べられそう(オレはしないけど)。
ご飯はオレの好みからすると少々柔らかめであったが量も十分に有り全部平らげるとさすがに満腹。もちろんパセリも残さない。

食後にホットコーヒーを持ってきてくれた女将さんに店のことを聞こうと思い話しかけてみた。営業時間や定休日を聞きたかったのだが矢板周辺の景気が話題の中心になり気づけば20分以上話し込んでしまっていた。結局店の情報はほとんど聞けなかったがもう客先に向かわなければならない時刻なので店を出ることにした。

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とんかつ松島(本店)
不定 1100?-1400 1600?-?(←ネット情報併用)
0287-43-1663
栃木県矢板市扇町1−12−20

posted by すぱ九郎 at 10:23| Comment(2) | 外食
この記事へのコメント
いつも楽しく拝見しています。
大ファンです。
また復活されて嬉しいです。
松島ではしょうが焼定食がおすすめです。
普通の生姜焼きではありません。
たまねぎピーマン肉炒めって感じ。
美味しいです。
Posted by 笑い猫 at 2017年06月18日 09:27
笑い猫さん、初めまして、そしてこんにちは。
とても興味深いお話ですね。
これは後で知ったのですが、以前はチキンカツがあったらしくそれがすごいボリュームだったとか。
是非また行って生姜焼き食べてみます。
Posted by すぱ九郎 at 2017年06月18日 17:49
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