2016年12月29日

つちや食堂、閉店(黒羽)

*** つちや食堂の履歴 ****************
1回目
2回目(この記事)
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今日の午前中の仕事は黒羽方面。黒羽には仕事でしょっちゅう行くがたまたまこの3ヶ月ほどはご無沙汰だったので久しぶりの感がある。
仕事が終わったのが11時少し過ぎ。そのまままっすぐ帰宅して昼食にするつもりだったが、虫の知らせというのだろうか、なんとなくつちや食堂のことが気になってちょっと回り道になってしまうが店を見てから帰ることにした。
すると店の入り口には閉店の告知が張り出されていた。
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なんてこった…今年いっぱいとは。となると今日を入れて後3日しか残っていないではないか。廃業を残念に思う気持ちにかろうじて間に合って良かったという安堵感が混じったちょっと複雑な心境である。昼飯は焼きビーフンにすることまで決めていたのだがそんなことは消し飛び、ちょっと早いしさほど腹は減っていなかったのだが急遽予定を変更しつちや食堂に入ることにした。

暖簾は出ていなかったのだが店の前には「営業中」と書かれた看板は出ていたので店の前に車を付けそのまま店に入った。親父さんは厨房で作業していたてオレに気づいた様子がなかったので声を掛けるとまさか客がいるとは思わなかったようで、びくりと体を震わせ、まだ準備が出来ていないとおっしゃる。
それでは仕方が無い。出直してくると告げていったん店を出た。

近所のスーパーで買い物をしたり郵便局で収入印紙を購入したりして30分ほど時間をつぶしてから再度店に入った。
今度も親父さんはオレの入店に気づかず厨房で作業中だ。やはり厨房に出ていた女将さんに文句を言ったり愚痴ったりしている。声を掛けようかとも思ったのだが、幸いオレには時間があったので厨房が落ち着いてからにした方が良さそうだと判断し、客席に座ってそっと待つことにした。

再入店から15分ほど経ち正午にさしかかると厨房がだいぶ静かになったので席を立って親父さんに挨拶する。またちょっとビックリしたようだったが今度は注文をどうするのか聞いてきた。「麺しか出来ないけどね」とも言われたが当初から「支那そば」にするつもりだったので問題無い。片手には生のホウレンソウを持っていたのでまだ仕込みが完全には済んでいない模様。あと少し待たねばなるまい。

前回の記事で、店がこの先どのくらい続くか分からないなどと書いたのだが、実は内心ではあと5年は大丈夫だろう、10年後に店を開いていても驚かないだろうな、なんて考えていたのだった。それほど親父さんは気力に溢れていて元気だったのだ。
それからまだ2年経っていない。今日見た親父さんはぐっと老け込んでしまい一回りくらい小さくなった感じがした。厨房での作業が大分辛そうだった。

注文から15分後、注文の支那そばを親父さんが運んできてくれた。
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まずはスープを一口。
いつもより動物系が弱く相対的に節系が強く感じた。ちょっとぬるい。麺もやや伸び気味だった。この一杯が親父さんの廃業の決断を表わしているかのようでちょっと悲しくなってしまった。

161229-03.jpg

つちや食堂(土屋食堂)
2016年12月31日の営業をもって廃業。
0287-54-0400
栃木県大田原市黒羽向町414

posted by すぱ九郎 at 16:54| Comment(0) | 外食
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