2016年05月01日

第32回ラーメンツアー その2 ―豊香(小山)―

さて、2軒目。目指すは新栃木駅前の「うえ竹」。昨年7月にオープンした店で、以来機が熟すのを待っていたのだ。が、店に着いたら開いてない…
とりあえず少し離れた店の駐車場まで行き落ち着いて確認してみる。まさか廃業してしまったのかと最悪の事態も想定したのだが、なんということはない、第3水曜日が定休日に加わっていたのであった。ホッとしてガッカリ。準備不足のしわ寄せがこんな所に現れてしまった。

休みじゃ仕方が無い、代りの店を選ばねばならない。とは言ってもまた佐野に戻るのも癪だし、栃木市内にはもうリストアップしている店はない。そこで選んだのが小山の「麺童 豊香」。
とはいうもののこの店、リストに載っている店の中で地理的に近かったので選んだのだが、リスト入りした切っ掛けがどうにも思い出せない。注釈(もちろん自分で付けた)にも「淡麗と濃厚の2本立て。絵(ラーメンの見栄えの意味)が良い。」とだけしか書かれていないのでどんなラーメンなのかも全く思い出せないのだ。が、自分自身で作っているリストである。大きく外すことはないだろう。

こんな具合だったので店に着いたのは13時直前とツアーとしては遅めの時間になってしまった。
3軒長屋の向かって右側だが残りの2軒は不動産屋とパソコン屋(?)か何かで飲食店はここだけ。駐車場は向かいの建物も含め共用になっているようなのだが完全な共用ではなく専用スペースも含まれているようで、どこに駐めて良いのか迷ってしまったのだが店の入口に駐車可能スペースの案内が貼ってあった。
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客席はカウンターとテーブルの組み合わせ。この時の客入りは5割程度だったろうか。
カウンターの内側には3人いて、店主と思しき男性も含めて皆若い。屋号の「麺童」とは店主の若さを表しているのだろう。
さて、メニューはこちら。
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スープが淡麗と濃厚の2種なのはリストの注釈通り。それぞれ醤油と塩の組み合わせが有り全4種。サイドメニューは餃子とライスのみで、他にトッピングが数種ある。麺の大盛り設定がなくその代り替え玉があるということは伸びやすい麺を使っているのかもしれない。

相棒はいつものようにさっさと「淡麗―」の醤油に決めてしまった。
数量限定の「濃厚―」もまだあるとのことなのでそちらにしようかとも思ったのだが、店主の若さを考えると「淡麗」と謳っていながらもそれは見た目だけで実際はかなり濃厚なような気がする。最近濃厚系はちときつくしかも2杯目なのでここは安全策で(←爺むさくなったものだ)オレは「淡麗―」の塩を選んだ。
注文を取りに来た女性(奥さんか?)にデフォルトの柚子をどうするか聞かれたので2人ともお願いする。

相棒と2言3言言葉を交わしたかと思ったらもう注文の品が届いた。
麺茹でに掛ける時間はかなり短いようだ。

相棒の「―醤油」と
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オレの「―塩」
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チャーシューは生ハムのような極薄レア2枚と鶏。メンマは穂先で1本が長い。
まずは相棒のスープを一口。ガツンと来る旨味が口中に広がる。脂の浮きがかなり多いこともあって、これを「淡麗」と呼ぶならば「濃厚」の方は一体どうなってしまうのだろう。とにかく「淡麗」にして正解だったようだ。

塩のスープも醤油と同様に旨味が凝縮されておりとても濃厚。麺は低加水のストレート細麺で熊本辺りのラーメンでよく使われているタイプ。パツンと弾ける。

ここでオレは間違いを犯してしまった。いつものように天地を返して混ぜてしまったのだ。スープを均一にしようとついつい無意識で混ぜてしまうのだ。混ぜたことによってレアのチャーシューが沈んでしまい食べようと思ったときには熱が入って豚しゃぶのように白くなってしまっていたのだ。そもそもここはちゃんと混ざっていたのでそんな心配は杞憂だった。
白くなっても瑞々しく、ごく薄いにも拘わらずその存在感はかなりの物でそれはそれで美味しかったのだが、せっかくのレアチャーシュー、せめて1枚はそのまま食べるべきであった。
もう一方の鶏チャーシューだが。こちらもパサつくことなくしっとりでこれまた美味。
柚子の香りもこのスープには良いアクセントとなっていた。

気付けば麺や具材は完食。残り少なくなったスープを未練がましく蓮華で掬っては飲み掬っては飲みと繰り返しているとそのスープもなくなってしまった。

実を言えばこのスープ、最初の一口を飲んだ時に途中で飽きるんじゃないかと思ったのだ。けれどそうはならず最後まで旨いと思わせたのは店主の腕なのだろうか。
でもね、と重ねて言うが、やっぱり旨すぎるのだ。旨すぎる分だけやがて飽きられてしまうのではないだろうか。1、2杯は良い。もしかすると週1で食べても1、2ヶ月はまだ旨いと思うかも知れない。もちろん中にはずっと通い続ける客もいるだろうが、その様な客は案外少数派なような気がする。あるいはそんなことは年寄りの戯言に過ぎず、全くの杞憂なのかも知れないが。

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麺童 豊香
月+第1火(祝翌) 1100-1430 1730-2100(夜は平日のみ)
栃木県小山市土塔228−36

今回のツアーを終えて、「最近ちょっと当てに走っているな」と思ってしまった。
というのももうお互いの好みが分ってきているので、リストアップの段階でそれに合うような店ばかりを選んでしまいがちなのだ。そもそも当ツアーは相棒が美味いラーメンを食いたいと言って始めたのでそれはそれでいいのだろうが、それにしても最近似通った傾向の店ばかりを選んでいるような気がする。
そんなことを帰りの車中で相棒に話し、「次はあえて異なる傾向の店を選んでみるか」と持ちかけてみたら、相棒もなんとなくそんな気がしていたようだった。そこで最近避けがちだった傾向をいくつか挙げてみたら、相棒曰く「2軒ともじゃなくて、どちらか一つで」だって、ハハ。

過去のツアー記事はこちら(PC | スマホ)
ガラケー用リンクは申し訳ありませんが、動作確認できないので用意できません。


posted by すぱ九郎 at 09:00| Comment(2) | 外食
この記事へのコメント
初めまして(u_u)
私も同じワンタン大好き人間です。
でも、こだわりが強くて…なかなか自分のタイプのワンタンに出会えません´д` ;

某ブログで白河のかこい食堂さんのワンタン麺を見てヤバイ!!!と思い今日行ってきました(^-^)/ワンタンも麺もスープもバッチリで!すぱ九郎さんにもおすすめしたいです!
Posted by めぇ at 2016年05月03日 18:36
めぇさん、初めまして、そしてこんばんは。
かこい食堂…ああ、白河の新店ですね。
白河ラーメンのワンタンはだいたいどこも皮が薄くトロトロで私も大好きですが、ここのはことさら薄いようですねぇ。
確かMyリストには…うん、やっぱり入っていますね。

リストに入っていてもなかなか順番が回ってこない事が多いのですが、めぇさんの後押しのおかげでここはだいぶ早まることになるんじゃないかと思います。
ありがとうございました。
Posted by すぱ九郎 at 2016年05月03日 18:57
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