2016年04月13日

2016年春、青春18きっぷの旅(番外編 三島)

今回の青春18きっぷは3月初めに所用で1回分、先の旅で3回分使ったので後1回分残っている。使い切れない場合はヤフオクなどに出品すれば、残り期日にもよるが1回分が3000円くらいで売れることも珍しくはないし、実際売りに出すつもりだったのだが9日に実家(相模原市)に行く用事ができたので使い切ることにした。大田原(野崎)―東京(山手線内)の片道だけでも元が取れるのだ。だがせっかっく青春18きっぷを利用するのにそれだけではつまらないのでどこかで昼飯でも食べていこうと思ったわけ。

先の旅とは別方面にしようと思ったのは当然の成り行き。そこでふと思いついたのが沼津だった。そこで時間的にはどんな具合なのか、昼飯時に沼津に着くように逆算してみると野崎駅を7時8分発に乗れば良さそう。ここで「おっ!」、と気付く。この列車、熱海行きなのだ。これは…去年実現しなかった熱海―黒磯間乗り通しのリベンジになるのでは?と思ったのが、単なる思いつきだった沼津行きが決定事項となった瞬間だった。

それにしても栃木県から神奈川県へ行く「途中」で静岡県に寄るのって、地理的に変じゃ無いのかと思ったアナタは正しい。オレが変なだけなのだ。

という訳で当日。わざわざ始発から乗り通すだけのために黒磯まで車で行き駅前の市営の駐車場に駐める。朝飯はコンビニで弁当を購入し車内で食べることにした。
駅の券売機でグリーン券を購入。さすがに4時間半以上乗りっぱなしなので普通車の座席では厳しい。ちなみに青春18きっぷではグリーン車指定席に乗ることはできないが、宇都宮線や東海道線のような自由席ならOK。

席は2階席の海側に確保。普段グリーン車に乗るときは揺れが少ない1階席にすることが多いのだが、明るい間に走るということともあって(普段は夜に乗ることが多い)眺めの良い2階席にした。土曜日だからか普段ならガラガラのグリーン席が結構埋まっている。席を決め発車前に弁当を開け食べ始める。

せっかく眺めの良い2階席にしたものの、宇都宮線内は今まで何十回も乗っているしそれほど良い景色でも無いので今さら眺めるほどでも無い。東海道線も藤沢までは年に何度か利用していることもあって、本を読みあるいは寝て過ごす。
けれども小田原を過ぎ早川に迫ってくると海が良く見えるようになる。レールがちょっと高台を通っていることもあって、終点熱海までの眺めはなかなかのものだ。春の日差しにきらめく水面が眩しい。

とまあ、こんな感じで全く問題なく11:29熱海に到着。済んでしまえば単に4時間半あまり電車の座席に座って過ごしただけのことだ。なんでこんな事をしたかったのかアホくさくなる。

ここでこの日初めての乗り換え。そして同じ東海道線ではあるがここからJR東海に管轄が変わる。

沼津へ向かう電車の中で、ふと三嶋大社に行ってみたくなった。なので沼津の1つ手前の三島で下車。東海道線のように本数が多い路線ならば行き当たりばったりでも、よほどきちきちのスケジュールなら別だが、全く問題は無い。

ということで昼飯も三島に変更。三島で食事となればウナギだろう。新潟でも一応食ったけどあれは酒のアテとしてだった。今度はもちろん鰻重にする。
駅から三嶋大社まで店を選びながら歩く。途中鰻屋はたくさんあったがなんとなく気に入らなかったり、気に入りそうな店は込んでいたりでいずれもパス。そしてちょうど正午になったところで出会した店が雰囲気も良く、席も空いていたので入ることにした。
「あら川 丸平」
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漆喰塗り(様?)の壁と瓦葺きの屋根。店の奥には土蔵があってそちらも客席として使っているらしい。

うな重(並)を注文。さらに店に入るときには飲むつもりは無かったのだけれど、席に着いたら急に喉の渇きを覚え、生ビールも反射的に頼んでしまった。
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届くなり2/3ほど飲み、ぷはーと息をつく。昼に飲むビールは、美味い。
小鉢と漬物は本来鰻重に付いてくる物を先に出してくれたようだ。

小鉢のおひたしを突っつきながらも残りのビールをちびちびとやっていたが無くなるまでさほど長く保つはずも無い。鰻重が届くまで30分は掛るだろうと思っていたのでもう1杯頼んじゃおうかなと思った矢先、早くも鰻重が届いた。注文してから10分も掛っていない。客がたくさん入ることを見越して調理に掛っていたのだろう。
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メニューには「炭火・わら焼き」と書いてあった。そのせいかどうか、表面はパリッと仕上がっていながら中はふっくらと焼き上がっていた。タレの加減も甘からず辛からずちょうど良い。ご飯も硬めでGood。当てずっぽうに選んだ店だったが良いところに当たったようだ。肝吸いも美味い。
ほぼ1年ぶりの鰻重を堪能できた。それにしてもホントに高級品になってしまったもんだ。財布が許せば週1くらいで食べたいのだけれども。

オレが席に着いたすぐ後には行列ができていたので、食べ終えるやすぐに席を立った。
そして店からすぐの三嶋大社でお参り。
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境内には桜並木があったが、場所によって咲き具合が全く異なっていた。もう葉桜になってしまっていたり、満開は過ぎたもののまだほとんど花が残っている木もあった。
そんな中、池の縁にあったこの木が一番写真写りが良さそうだった。
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昼飯を終えたらまっすぐに実家へ向かうつもりだったのだけれど、昼飯がことのほか早く済んでしまったので予定よりだいぶ早い。そこで東海道線で引き返さずに沼津まで出て御殿場線を利用することにした。御殿場線からの富士山の眺めは格別だ。

で、御殿場線に乗車してみたらばこれがスゴイ込み具合。ギュウギュウ詰めというほどでは無かったが、ちょっとしたラッシュアワー並だったのだ。ゆっくり富士山を眺められると思っていたがなかなか思うようにはいかず、何とか拝むことはできたけれどもとても写真に撮ることはできなかったのが残念。

御殿場線で終点の国府津まで出て東海道線に乗り換え藤沢から小田急。寄り道も遠回りもせずまっすぐ実家に向かい、この日の小旅行、そして今年の春の青春18きっぷの旅はこれにて終了。

posted by すぱ九郎 at 00:00| Comment(0) |
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