2016年04月05日

2016年春、青春18きっぷの旅(その14 横手2)

みのり食堂を出て今度は焼そばを出している店を探しに歩く。
さすがに焼そばが売りの街だけあって「横手やきそば」と書かれた幟旗を掲げている店がすぐにいくつか見つかったが、店の外観だけでの判断ではあるがなんとなく気が乗らない。
気の向くまま歩き続け何の気なしに入ってみた脇道でこの店を見つけた。
「朝菊」という屋号と静かそうなのが気に入りこの店に入ることにした。
160318-61.jpg

ドアを開け中に入ると左手が小上がりになっていて、鉄板が乗っているテーブルがいくつか並んでおり、右手にはバーカウンター。小上がりにはこの時は誰もいなかったがカウンターには70代前半くらいの男性客が一人。
ちょっと考え小上がりではなくカウンターを選び、男性客の間に一つ空けて腰掛けた。

いきなり話しかけられた。

短かい言葉だったので挨拶程度だろうとは思ったが、何の心構えも無い状態でご当地言葉で話しかけられたので理解できず返答に詰まる。すると土地の人間では無いと察してくれたらしく「他所から来たの?」と標準語(に近い)話し方で聞いてきたので栃木からだと答えた。
最初になんと言ったのか聞いたら、「暖かくなってきたね(ぬぐなってきたなゃ(←たぶんこんな感じ))」と言ったとのこと。「そうですね、昨日辺りから暖かくなってきましたね」と改めて返事をした。

そんな切っ掛けでこの男性とずっと話をする。

ママさんは、注文した生ビールと共に漬物を出してくれた。皿には人参や白菜と共にいぶりがっこも乗っている。これも横手の名物だよね。

新潟から酒田、新庄を経由して横手へ来たと言うと、ずいぶんマニアックなルートで来たねと言い、新庄は雪だらけだったでしょうと仰る。聞けば新庄周辺は地形の関係で他所よりも雪が多いのだそうだ。

在来線ばかりで新幹線を使わずに来たのがどうにも不思議そうだったので、財布の中から青春18きっぷを取りだして、「こんな切符があるんですよ」と説明を始めたらずいぶん興味を持ったようで話が弾む。

ここで食べた焼そば。
160318-62.jpg
「横手やきそば」には一応決まりがあるらしく、目玉焼きと福神漬けは必須なのだとか。ここは福神漬けに加えて紅生姜も付いていたがそれは少数派らしい。
ソースはかなり甘めでまろやか。角麺で、これも横手の焼きそばの特長らしい。

ビール1杯と焼きそばだけでここはお仕舞い。
店を出たのは9時をだいぶ過ぎていたがまだかなりの店が開いていた。田舎の街にしては珍しいことだ。別の店で焼きそばをもう一皿食べていこうかとも思ったが昨晩食べ過ぎたことを思いこのまま宿へ戻ることにした。

posted by すぱ九郎 at 20:00| Comment(0) |
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
古い記事へのコメントも大歓迎 わーい(嬉しい顔)