2015年05月06日

美月(西那須野)

蕎麦とうどんとどちらが好きかと問われれば迷うことなく蕎麦と答える。別にうどんが嫌いな訳ではなく、寧ろ好きなのだが、蕎麦に関しては愛しているのだ。という訳で、蕎麦とうどんと両方扱っている店では蕎麦を頼むことが格段に多いし、うどんの専門店に入ることは蕎麦屋と比べるとうんと少ない。だがどういうわけか先月の末あたりからうどんばかり立て続けに喰っている。

手始めは先月の27日で、昼飯を食べに外に出てみると猛烈に暑い。車の中はサウナ状態であった。確か宇都宮では真夏日になり大田原でも最高気温が29.9℃まで上がった日だ。そんな車を運転しながらどこで何を食べようか考えていて思い浮かんだのがうどん専門店の美月であった。直前を走っていた車も同じ事を考えていたのかこの店に入っていったのでオレも続いたのだが駐車場の空きが1台分しかなく何とそれで満杯。ここは普段それほど込む店ではないのだが、急に暑くなるとうどんを食べたくなる人が多くなるのだろうか。普段なら蕎麦を選ぶオレでさえそうなのだから、麺のあの白さがより涼しさを醸し出すのかも知れない。

この日はどうしてもうどんにしたかったので別の店に入って食べた。実はその写真も撮ったはずなのだが、誤って削除してしまったのか、あるいは撮り損なったのか、どうしてもその写真が見つからないのでブログへの掲載は断念。
さらに30日には笹乃井でやはりうどんを食べている。
そして5月1日に、今度こそとここに来て食べたので、間に他のものも食べているとはいえ、外食で短期間に3度もうどんを食べるのはオレとしてはかなり稀なことだ。

ここに入るのは何年ぶりだろうか。近頃、5年くらい前のこととと10年くらい前のことの記憶がごちゃ混ぜになってきているので自信はあまりないのだが、たぶん10年振りくらい…だと思う。
駐車場脇には総菜の店頭販売を始めたという看板が出ている。これは前回来たときにはなっかたと思う。
目を入口に向けると脇にボードがある。そしてそこには「とり肉のつけ汁うどん」と書かれているではないか。もしやこれはひたし系?ここはノーマークだったなぁ。これを見てちょっとワクワクしてしまう自分に若干の哀愁を感じながら店に入る。

席の配置が記憶とはかなり異なる。以前は厨房に向かったカウンター席に座ったような記憶があるのだがそんな席はない。もしかすると別の店の記憶とごちゃ混ぜになっているのかも知れない。沖縄の歌が静かに流れていてこれは以前と同じだ。ただ沖縄っぽいのはBGMだけでメニューやインテリアにはさほど沖縄風なものがないのが何となくミスマッチ。単に店主の趣味というだけのことかも知れない。
外向きに配置してあるカウンター席に着いて早速メニューチェック。
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何と冒頭が「天ぷらつけ汁うどん」ではないか。温かい汁と冷たいのと選べるとなっているが、これはひたしだろう。天ぷらは4種から選ぶようになっている。エビには執着がないし、かといってこの時期ハゼというのもピンと来ない。なら一番安い玉ねぎでいいな。

注文から5分少々で運ばれてきた「玉ねぎかきあげ」のつけ汁うどん(温)。
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うどんはもっと細くてあまり腰がないタイプだったように記憶していたのだが全く異なる。どうやら別の店の記憶と混濁してしまっていることは間違いなさそうだ。
そのうどんは、県北で良くあるすいとんのような食感と、讃岐系の弾力と腰のある食感のちょうど中間くらい。噛みきろうとするとやや抵抗があって、歯が食い込んでいってもストンとは切れない感じ。中心にはやや芯を残した茹で加減。
玉ねぎのかきあげは油の切れがちょっと悪いがさっくりと揚がっている。写真では1枚に見えるが実際は2枚重なっている。これを熱い汁に漬けると油がジュワッと浮いてきた。汁は見た目よりだいぶ濃く辛めなのでこの太いうどんに負けることがなくちょうど良いバランスを保っている。汁に浮いているのは長ネギと水菜だ。小鉢のおからは良い箸休めになる。

さて問題はこれが「ひたし」なのかどうか。
ザルが敷いてあるとはいえ麺が陶器の器に盛られている。付け合わせは天ぷらがメイン。汁は温冷から選択可能だが、体裁としてはほぼ完全に「ひたし」の条件を満たしている。だがメニュー名が異なるのがどうしても気になる。
会計時に聞いてみた。
 オレ「この辺でよく、『ひたし』とか『ひやし』とか言うのがありますよね?」
 スタッフ「ええ、そう呼ぶこともありますね。」
 オ「これもそれを意識しているんですか?」
 ス「別に意識はしていませんねぇ。」

ちょっと聞き方が悪かったかも知れない。だが店としてはひたし系という意識がない事は確実だ。
これでますますひたし系の線引きが難しくなってきた。

150501-07.jpg
美月
水 1130-1400 1730-2000(夜は土日のみ)
0287-36-4402
栃木県那須塩原市下永田1−2

posted by すぱ九郎 at 21:30| Comment(2) | 外食
この記事へのコメント
ここのお店、美味しいんだけど駐車場があれなもんで入ったら最後みたいな感じしませんか?(お店に対する批判とかではなく)
出るのも入るのも少し大変なところなんですよね。

そして、そうそう。ここのうどんはまさにこれです。
太いんですよね。確か、ここの舞茸の天ぷらが美味しかった記憶があります。
Posted by ひとみ at 2015年05月07日 09:58
ひとみさん、こんにちは。
確かにここの駐車場は出入り口に対して斜めに駐めるようになっているので、頭から入れてしまうと、出すときが満車だと難渋しますね。
かといって駐めるときがいっぱいだと、尻から入れるには何度か切り返しが必要でしょう。

私が入った時は駐車場が空いていたので難なく尻から駐めることが出来ましたので、特に問題はなかったです。
基本的に私は駐車場に関しては駐められればOKというスタンスなんです。
ここなど足下にも及ばないような(?)もっとスゴイ駐車場もたくさんありますしね。
Posted by すぱ九郎 at 2015年05月07日 10:55
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