2015年04月05日

惑う ―みつわ(矢板) その1―

*** みつわの履歴 *******************
1回目(この記事)
2回目
3回目
4回目
*********************************
店舗情報は3回目の記事を、最新のメニューは3回目と4回目の記事をご覧下さい

1月に「ひたし・ひやし」の下調べをしていたときに、ネット上にあったここのメニュー写真を見つけ、その中にそれらしいものがあるので確認しに行ってみなければならないと考えていた。実はここには過去に2度訪れているのだがいずれも10年以上前のことで、残念ながらその時のことはほとんど覚えていない。

2月19日。この日の仕事は宇都宮で(ちなみに昼はこれ)、仕事を終えると大して動かなかった割りには妙に疲れてしまい、さほど腹は減っていなかったのだが休憩がてら矢板で何か食べていくことにした。そこで思いついたのがここ、みつわである。
時刻は17時15分くらいと夕食にはまだだいぶ早めだったせいか店内はガラガラだった。卓上のメニューを手に取り、ざっと眺めて「ああ、これこれ」と思ったのが「ひやしかきあげ」を始めとする4点である。ちゃんとした夕食までのつなぎのつもりだったのでその中から一番軽そうな「ひやしたぬきそば」を注文した。

ちなみにメニューはこちら。
150314-01.jpg 150314-02.jpg 150314-03.jpg

そして出てきたのがこちら。これは…いわゆる「冷やしぶっかけ」ではないか。
150219-11.jpg 150219-12.jpg
やっちまった。これだから「ひやし」は紛らわしくてイヤなのだ。いっそ「ひたし」に統一して欲しいところだ。
文句を言っても仕方がない。そもそも普通はこちらの方が正しい「ひやし」なのでこの店には何ら責任はないのだ。とにかく食べましょ。
冷やしたぬきとしては天かすの他になめこと山菜の水煮と大根おろしが載っていてちょっと嬉しい。その代りというか、天かすの量はやや少なめ。なので油っぽくなくさっぱりしている。このときの体調にはちょうどマッチしていたのでかえって運が良かったと考えるべきだろう。蕎麦自体は細打ちで、ややボソッ気。腰はあまりないタイプ。前2回の印象はほとんど残っていなかったが、これは安くて美味しい蕎麦ではないか。

これはこれで良かったのだが、下調べの時には確かに「ひたし系」があったはず。あらためてじっくりメニューを見直してみたところちゃんと「温かいつけ汁」という柱があるではないか。疲れていたとはいえきちんとメニューを見なかったオレが悪い。次回はこれを食べに来よう。

ということで、2月25日。このときは昼に食べに来た。店に入ったのは12時半頃。
当然「つけ天そば」を食べるつもりで家を出たのだが、店に入ってメニューを手にしてみると丼物とのセットメニューが気になってしまった。
今思い返せばこの頃は憑かれたようにあちこちで蕎麦ばかり食っていて、この前日には同じ矢板の「あきば」で「冷やし天そば」を食べたということもあって、結局注文したのは「天丼ともりそば」。
150225-01.jpg 150225-02.jpg 150225-03.jpg
どのみち天ぷらと蕎麦の組み合わせなので代わり映えしないじゃないかと言われてしまえばそれまでなのだが、要は気分の問題。2日続けて「ひたし・ひやし」を食べる気にならなかったということだ。ちゃんと考えれば天丼ではなく親子丼にしておけば良かったと思うし、もっと冷静になればそもそも別の店を選ぶべきだが、人間そうそう理屈ばかりでは動かない。
話がそれたので料理に戻そう。
天種はエビのほか野菜が数点。メモを残していなかったので申し訳ないが味付けは分らない。量的には天丼も蕎麦も3/4人前程度だったと思う。1000円でこの内容は十分満足できた。

そして今回の主題。
訪れたのは3月14日。やはり昼だがこのときはだいぶ遅く13時40分頃に入店。注文は当然「つけ天そば」で大盛りにした。
150314-04.jpg
150314-05.jpg 150314-06.jpg
かき揚げの上に並んでいる白い粒々は小柱。柚子の皮も乗っており風味がいい。かき揚げはすぐに解れるタイプだ。オレはどちらかというとぐずぐずに崩して食べるのが好きなのでこの手の方がいい。蕎麦も温かいつけ汁に良く合っていた。

だがここでこれを「ひたし・ひやし」に含めてしまって良いものか疑問に思ってしまった。料理としては紛れもなく「ひたし・ひやし」なのだが、この手のローカルフードにとって形式というものは非常に大事なのではないかとオレは考えている。
まずメニュー名に「ひたし」も「ひやし」も入っていない。そしてこれが最大の問題なのだが麺が蒸籠に盛られているのである。オレの思う「ひたし・ひやし」は丼に盛られているのだ。ここは天丼とのセットメニューでは蕎麦が丼に盛られていた。なので麺を丼に盛ることに対して店として抵抗はないと考えられる。それにもかかわらずこちらはわざわざ蒸籠に盛っているのだ。
「ひたし・ひやし」において麺を丼に盛ることがどれほど意味のあることなのか、それも調べなければならないだろうし、店としての意識も聞いてみる必要があるだろう。
それらの調査が済むまでこの料理を「ひたし・ひやし」に加えるかどうかは判断留保とすることにした。
<2017/5/28追記 当ブログによるひたし系の定義が決まったため、当店の「つけ天」もひたし系とすることにしました。>

ところで、この店にはこの後もう一度訪れている。当初はその分も一緒にまとめてしまおうかと考えていたのだが、ちょっと毛色が異なるので別記事にすることにした。

ひたし・ひやしのまとめ記事はこちら

posted by すぱ九郎 at 09:16| Comment(2) | 外食
この記事へのコメント
こんにちは〜!
みつわ、まだやってたんですね!(失礼な)

子どもの頃、親と外食というとみつわが多かったんです。子どもながらに、駐車場と店の規模が合ってないな〜と思ってたもんです(笑)

そして、ここではよく鍋焼うどんを食べてたな〜と思い出しました。鉄鍋で出てくる、天ぷらが載ってる、という子どもにはビジュアル的にたまらないものでした。
確かここ、ラーメンも美味しかったんですが、メインはなんと蕎麦でしたか!
まったく知りませんでした…。親もここではラーメンしか頼んでなかったので、何屋なのかも分かってませんでした(笑)
Posted by ひとみ at 2015年04月05日 09:58
ひとみさんこんにちは。
鍋焼きうどんですか。それも良さそうですねぇ。まだやっているかな。
ラーメン、実はその2がそれなんですよ。先に書かれちゃったw。よろしければそちらも読んで下さい。
Posted by すぱ九郎 at 2015年04月05日 10:40
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
古い記事へのコメントも大歓迎 わーい(嬉しい顔)