2014年11月06日

第22回麺ツアー その2 −ぎおん(益子)−

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今回のツアーは日光から那須烏山方面に急遽変更になってしまったため、もう1件の選択には悩んだ。というのも喜連川から那須烏山辺りのめぼしい店は既に訪問したか水曜日が定休日の店ばかりだからだ。かといって宇都宮へ流れるのもつまらない気がして、今までほとんど調べたことがない県南東部を重点的に当たったところこの店が目に付いた。名前は耳にしていたし、あまり選んでいる時間もなかったことからここに決めすぐさま相棒にメールで告知。なので下調べはほとんどしていない。

高瀬を出てまっすぐにこちらに向かう。店に着いたのは12時10分頃。信号がほとんどない田舎道を通ってきたので思いの外早く着いた。真岡線の益子駅の西口からすぐのところだ。駐車場は店舗の脇にあるのだが建物の反対側から裏を回り込むように入るようになっているのでちょっと迷ったが、たまたまだったのか、あるいは正午前に入った客が出る頃合いだったのか、駐車場は案外空いていてすんなり駐めることが出来た。客の入りも5、6分といったところか。小上がりの空いている席に着き、メニューを見てみる。
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相棒はセットメニューに注目している。ハーフラーメンと半ライス、それに餃子かモツ煮か唐揚げが付く。オレはパーコーに狙いを定める。だが2食目ということもありパーコーはきついかと考えていたら、ハーフがあるのに気付く。値段は50円しか違わないのでちょっと損した気にはなるが、残すよりはずっと良かろうということでパーコー麺ハーフで折り合いを付ける。相棒は結局餃子のセットに決めたようだ。

厨房からはペッタンペッタンと餅を搗くようなあるいはパン生地を叩いているような音が聞こえてくる。ここは県内でも珍しい手延べ麺の店なのだ。生地の塊を棒状に延ばし半分に折る。その両端を引っ張りながら麺台に叩き付けて延ばしていく。ある程度まで延びるとまた半分に折って延ばすという工程を繰り返し麺を打っていく。出来上がった麺は即座に釜に入れて茹で、茹で上がった麺は客席へ。7、8年前に真岡の「祇園」に入ったことがあるのだが、その時は夕方の早い時間で空いていたので麺打ちの音は散発的だったのだが、ここは、昼時ということもあるだろうが、麺が茹で上がればまたペッタンが始まり…とノンストップで繰り返している。大変な作業だと思う。
そしてふと店内を見回せばいつの間にか満席。席待ちも出始めている。

まず届いたのが相棒の餃子セット。
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餃子は均一にこんがりと焼き上がっており、見るからに旨そう。かなり厚手の鋳鉄鍋を使っているのだと思う。2ピースもらう。餡は肉が多めでジューシー。エキスが滴る。野菜も適度な刻み具合でまさにオレ好み。特に暑い日ならこれを3、4皿にビールで夕食を済ませたくなる。近所ならなぁ…

一方オレのパーコー麺は、パーコーを揚げるのに時間が掛かるのか、あるいはちょうど麺の切れ目に当たってしまったのか、なかなか来ない。こういうのも手延べ麺ならではなのかも知れない。そして相棒から遅れること5、6分。やっとパーコー麺がやってきた。
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……なんか多くね?
配膳の時「パーコー麺ハーフ」とおネーさんが言っていたので間違えではなさそう。でもどう見ても普通の1人前あるでしょ。
麺はご覧のように一見稲庭うどんのよう。食感はそれよりもっと柔らかくにゅうめんに近い感じ。歯応えはほとんどなくスルリと咽を下っていくのが分かる。これは好悪に差が出ると思う。オレはこういうあまり腰のない、へにょっとした麺も大好きだが、相棒はあまり気に入らなかった様だ。
もう一方の主役のパーコー。「排骨」と書き、肋骨の周りにこびり付いた肉、すなわちスペアリブのことで結構薄っぺらいのが本来。衣は薄く、片栗粉をまぶしただけで揚げたものが一般的だ。だがこれはロース肉で厚みも1cm弱ある。パン粉は使っていないようだが衣はしっかり厚め。スープを吸ってかなり膨れる。どちらかというとトンカツと呼んだ方がしっくり来る。しかもでかいのでこれだけでも食べ応え十分だ。餃子の代りといっては何だが、相棒に2切れ分ける。ホントは半分持っていって欲しかったのだが2切れで十分と言われてしまった。それでも麺はスルスルと入っていくのでさほどムリすることなく完食。だがもし普通サイズを頼んでいたらどうなっていたかと思うとぞっとした。

会計時おネーさんに「ハーフって本当に普通盛りの半分なんですか」と聞いたら、そうだと言っていた。さらにあとで相棒から聞いた話だが、オレの背側の席に座っていた人が頼んだ大盛を見たら器から麺が山のように盛り上がっていたとのこと。
この店は手延べもさることながら実は大盛の店でもあったのだ。

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手打ちラーメン ぎおん
不定 1130-2000(ネット上では中休みのある記述もある)
0285-72-1812
栃木県芳賀郡益子町益子1364−4

posted by すぱ九郎 at 18:31| Comment(0) | 外食
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